アレルギー科

ALLERGIC

ALLERGIC

アレルギー科

アレルギー科について

人の体には細菌・ウイルス・寄生虫などから身を守るための免疫が備わっていますが、この免疫が何らかの原因で異常を起こし、外からの刺激(花粉や埃、ダニなどの抗原)に対して過敏に反応することで引き起こされるのがアレルギー疾患です。
アレルギー科では、花粉症、気管支喘息、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど、アレルギー全般の治療を行います。
アレルギーの原因を特定し、その方にあった治療方法や薬を選択し、症状が出ないようにコントロールします。

実施している検査

血液検査

  • 血液一般検査
  • 血液迅速検査

白血球、炎症反応(CRP)をその場で測定し、感染症の重症度を速やかに診断して 治療方針を決定します。
10分以内に検査結果が出ますから、その日のうちに 治療が開始できます。

アレルギー検査

アレルギー原因物質(アレルゲン)を特定します。症状から必要な検査項目を絞りこんで最小限の検査を行うことで、
患者さんの負担を抑えます。

尿検査

胸部レントゲン検査

心電図・24時間ホルター心電図

レントゲン検査(胃・大腸)

※要予約

超音波検査(腹部・心臓・頸部)

※要予約

アレルギー科で治療できる症状・疾患

花粉症

特にスギ花粉が有名ですがその他にヒノキ、マツ、ブナ、カバノキ、イネ、ヨモギ、ブタクサ、ハルガヤ、
カモガヤといった植物の花粉が目や鼻、喉に付着することでクシャミ、鼻汁、目のかゆみ、涙などと言った症状を起こします。当院では通常の抗アレルギー薬の処方による治療に加えて、スギ花粉症を根本から治療する
「アレルゲン舌下免疫療法」も行っております。毎年起こる辛い症状でお困りな方はぜひご相談ください。

気管支喘息

抗原の吸入により気道粘膜で慢性的に炎症が起こり気道過敏性が著しくなり、特に夜間にひどくなる咳と
呼吸困難として自覚されることが多い病気です。
重篤になると強い呼吸困難を呈し、最重症の場合窒息に至ることもある危険な病気とも言えます。
様々なお薬が市販されていて、患者さんごとに合わせた処方により喘息でお悩みの方の症状を
完全に消し去るのが目標になります。

アレルゲン舌下免疫療法について

アレルゲン舌下免疫療法とは、アレルギーの原因となるアレルゲンを少量ずつ体内に投与することで体を慣らし、アレルギー症状を和らげる治療です。特殊採血検査を行いスギ花粉症と確定した方が対象になります。

特徴

  • アレルギー症状を長期に渡り抑え、時に完治する可能性のある治療法です。
  • 症状が完全に無くならなくても、症状が軽くなることで普段使っているお薬を減らせる効果も期待できます。
  • アレルゲンを投与することから治療開始時にアレルギー反応が起こることがあり、非常に稀ではありますが重篤な症状(アナフィラキシー)が起こる可能性があります。
  • 治療期間は3〜5年です。
〈現在のところ保険診療可能な処方薬は以下の2剤です〉

①シダキュア

スギ花粉症患者さん用

②ミティキュア

ダニに対するお薬で通年性の
アレルギー性鼻炎の患者さん用